Nの視点〜俳優界のマルチの話〜

Nの視点です。 俳優活動の中で参加した「映画塾(シネマ塾)」、「経済塾」という勉強会からマルチレベルマーケティングに勧誘された経験を綴ろうと思います。 マルチレベルマーケティングへの参加を否定するためではなく、自分の体験と意見をインターネット上に残すことで、勧誘された方の判断材料にして頂くためにブログを開設しました。 どうぞよろしくお願いします。

俳優志望の若者とマルチ商法 ― 搾取と恩恵の狭間で

こんにちは。Nの視点です。

昨日の記事では、マルチビジネスに依存していく俳優や声優志望の若者たちが、なぜそのような状況に置かれてしまうのかを取り上げました。

今日はその続編として、実際に彼らがどのように搾取されているのか、そして一方で確かに存在する恩恵についても掘り下げてみたいと思います。

 

目次

 

昨日の振り返り:ターゲットとなる若者と搾取の仕組み

まず簡単に昨日の内容を振り返ります。

狙われるのは「芸能界で成功したい」と強く願う俳優や声優志望の若者です。

彼らは、事務所や養成所といったビジネスモデルの中で、所属料やレッスン代を支払いながら夢を追い続けます。

しかし、実態は「チケットノルマ」という形で金銭的な負担を強いられるケースが多いのです。

小劇場の舞台に出演する場合、出演者がチケットを自分で販売しなければならず、売れ残れば自腹を切る仕組みになっています。

昨日の記事(こちら)でも書いたように、これは夢を利用した搾取の典型例といえるでしょう。

 

レッテル貼り:「情報弱者」と「情報強者」

そんな若者たちに対し、野澤さんはシネマ塾や未来塾といった場で「情報弱者」というレッテルを貼ります(野澤さんについての記事はこちら)。

そして、自分たちを「情報強者」「勝ち組」と位置づけることで、教えに従わせるのです。

質問コーナーでも同じように、芸能界の搾取構造を指摘し、「君たちは情報を持っていないから負け組なのだ」と説きます(質問コーナー記事)。

この手法はシンプルですが強力です。「搾取されている現実」を突きつけられた若者は、「では勝ち組になるためにどうすればよいのか?」と考え、その答えを彼らのビジネスに見出してしまうのです。

 

夢のすり替え:俳優からマルチビジネスへ

こうして「情報弱者」とされた若者たちは、いつの間にか夢をすり替えられていきます。

大きな舞台に立つ、声優としてアニメに出演するといった夢は、「アムウェイビジネスを成功させる」という目標へと変質していきます。

日常的には、仲間とともにAIアニメに声をあてたり、小規模な朗読劇を開催したりといった活動が中心になります。

確かにそれは俳優や声優としての活動に見えるのですが、根本には「マルチ商法を成功させる」という軸が存在しているのです。

夢のすり替えについては、以前の記事(こちら)でも詳しく触れましたが、このプロセスは非常に巧妙で、自分がすり替えられたことにすら気づかない場合もあります。

 

恩恵としての側面

ここまで読むと、「野澤グループは搾取の象徴だ」と思われるかもしれません。しかし一方で、確かに存在する恩恵も無視できません。

未来塾では「アルバイトをしながら芸能をやっても成功はできない。経済的安定があって初めて文化活動ができる」と教えています。これは一理あります。

実際、売り出す気のない事務所に高額な所属料やレッスン代を払い続ける俳優の卵や、養成所に何年も通って所属できない声優志望者を私は数多く見てきました。彼らは確かに「情報弱者」なのです。

そうした若者が野澤グループに入り、アムウェイビジネスに参入することで、同じ夢を持つ仲間と朗読劇やAIアニメ制作を行い、小さな形で夢を実現できるのは事実です。受動的に搾取されるよりも、能動的に活動して形にする方が幸福度は高いといえるでしょう。

 

しかし忘れてはならない危うさ

もちろん、ここで注意が必要です。

アムウェイセミナーで語られる内容すべてが真実とは限りません。正しい情報とデマを織り交ぜて伝えることこそが、彼らのマインドコントロールの手法なのです(参考記事)。

そしてさらに問題なのは、この仕組みがビジネスにとどまらず、政治的な誘導にもつながっている点です。

過去の記事(こちら)で書いたように、彼らが拡散するデマ情報は、参政党支持へと潜在的に若者を誘導していく危険性をはらんでいます。

 

芸能界に永遠に搾取されるのも、マルチ商法で夢をすり替えられるのも、私にはどちらも幸せな姿には見えません。

そのため私は野澤グループと縁を切り、独自の夢の叶え方を模索する道を選びました。

 

まとめ

俳優や声優を志す若者が芸能界で搾取される構図は昔から存在しています。そして、それを逆手にとって「情報弱者」とレッテルを貼り、アムウェイビジネスへと誘導する野澤グループの仕組みもまた搾取の一形態です。

しかしその一方で、事務所や養成所に搾取され続けるよりは、仲間と共に活動し小さな夢を叶えられる分、幸福を感じられる若者もいます。

つまり「どちらがマシか」という問いに直面せざるを得ないのです。

 

ただし、そこには常にデマや政治的誘導といったリスクが潜んでいます。

私は、そのリスクを直視し、自分自身の夢の叶え方を選ぶために野澤グループを離れました。

この記事を読んでくださった方には、ぜひ「夢を利用する仕組み」に巻き込まれることなく、自分自身の力で夢を形にしていってほしいと願っています。

 

本ブログはアムウェイに勧誘され、アムウェイでの成功を本気で目指し、離脱した経験から、マルチレベルマーケティングアムウェイについての様々な事を取り扱っています。

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